2019.9.1「旧約聖書 士師記 第19章」より

旧約聖書 士師記 第19章
 
(18)「ユダのベツレヘムから戻る途中でございます。シロからそう遠くないエフライムの山奥に住んでおります。今夜は、どこの家にも泊めていただけませんでね。(19)もっとも、ろばの餌も私どもの食料やぶどう酒も、たくさん持ってはいますが。」(20)「お気づかいは無用ですぞ。わしの家にお泊まりくだされ。こんな所に野宿してはいかん。えらくぶっそうでな。」(21)老人は一行を自宅に案内しました。ろばにたっぷり秣(まぐさ)をやったあと、共に食卓を囲みました。(22)夕食の席がしだいにはなやいできた時、変質者の一団が家を取り囲み、戸をたたき始めたのです。連中は大声で、「おまえんとこに泊まった男を出せ。いっちょ、もんでやろうじゃないか」とどなります。(23)老人は外へ出て、彼らと話し合いました。「そんな卑劣なまねはよしなされ。あの方はわしの客人だ。(24)代わりに、わしのところの生娘と客人の奥さんを差し出すが、どうだ。いま二人を連れて来るから、お好きなようになさるがいい。ただし、客人には指一本ふれてくれるな。」(25)それでも耳を貸そうとしません。すると、その女の夫は、彼女を外の連中のところへ放り出してしまいました。彼らは夜通し代わる代わる彼女をはずかしめ、夜が明けるころようやく解放したのです。


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