2019.8.11「旧約聖書 士師記 第16章」より

旧約聖書 士師記 第16章
 
(15)デリラは泣きだしそうな声で言いました。「よくも、愛してるなんておっしゃれるわね。ちっとも私を信用してくださらないくせに。もう三度もだまされたわ。それでもまだ、力の秘密を教えてはくださらないのね。」(16-17)寝ても覚めてもせがみ続けるので、うるさくてたまりません。サムソンはついに秘密を打ち明けました。「実はな、おれの頭にはかみそりが当てられたことがないんだよ。おれは、生まれる前から神様にささげられたナジル人だからな。もし髪がそり落とされたら、おれの力もおしまいさ。ほかの人と同じになるよ。(18)ついにほんとうのことを白状させたのです。デリラはさっそく、ペリシテ人の五人の領主を呼びにやりました。「もう一度お越しください。今度こそまちがいありませんわ。」彼らは約束の金を用意してやって来ました。(19)彼女はひざ枕でサムソンを眠らせると、床屋を呼び、髪をそり落とさせました。念のためサムソンをこづいてみると、確かに彼の力はなくなっているようです。(20)もう大丈夫と、悲鳴をあげました。「ペリシテ人が捕まえに来たわ!サムソン!」サムソンは目を覚まし、「なあに、いつもの調子で片づけよう。ひとゆすりすりゃ、思いのままさ」と考えました。神様が自分から去られたことに、気づいていなかったのです。(21)ペリシテ人は彼を捕まえると、目をえぐり出し、ガザへ連れて行きました。そこで青銅の足かせをはめて牢に入れ、臼を引かせたのです。


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