二世の道
私たち個人はもちろん、地上に生きている数多くの人間たちの中に善を望まない人はいないことを私たちはよく知っています。これまで歴史の方向も、善を指向してきましたし、教育者や信仰者たちも善の基準を立てるために努力して闘ってきたことをよく知っています。ですから、生まれるのも善のために生まれ、死ぬのも善のために死ななくてはならないのが人生の目的であり、人間が歩んできた歴史の目的であることを私たちは否定できません。
自分たちが豊かに暮らすことも大切ですし、自分たちが何かをすることも大切ですが、それより先に、縦的な天の父母の前に孝の道理を尽くさなければならないのです。縦的な天の父母の前に忠の道理を尽くさなければならないのです。それが、人間が生まれた本来の目的です。また、そのような人間と出会うために、神様は人間をつくったのです。そういう目的があるのです。
真の人生を生きる道はどこにありますか?人間はどこから生まれましたか?愛から生まれましたが、人生はどんな道を行かなければなりませんか?愛の道を行かなければなりませんが、どのように死ななければなりませんか?愛のために死ななければならないという結論になります。その愛はどんな愛ですか?大宇宙が歓迎できる愛です。小宇宙ではありません。神様が認め、天使世界が認め、万物が認め、すべての人が認め、父母が認めることのできる大宇宙の中で生まれ、その中で生き、その中で愛し、その中で死んでいくことが人生の目的だと見るのです。
-「二世の道」より-